利益率30%と30%上乗せは違う?販売価格の決め方

制定・最終更新:2026年10月19日

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原価1,000円に30%上乗せして1,300円で売っても、利益率は30%ではありません。割合の基準が「原価」か「販売価格」かで、結果が変わるためです。

30%上乗せの場合

1,000 × 1.3 = 1,300円。差額の利益は300円です。原価に対する上乗せ率は300 ÷ 1,000 × 100 = 30%ですが、販売価格に対する利益率は300 ÷ 1,300 × 100 ≒ 23.08%になります。

利益率30%を目指す場合

販売価格 = 原価 ÷(1 − 希望利益率 ÷ 100)。原価1,000円なら、1,000 ÷ 0.7 = 1,428.571…円です。整数円で30%以上を満たすには、切り上げて1,429円とします。

電卓では目的を切り替える

すでに販売価格が決まっているなら「原価と販売価格から利益を計算」、価格を決めたいなら「原価と希望利益率から販売価格を計算」を選びます。同じ30という数字でも、どの割合を求めるかを先に確認しましょう。

送料・手数料を忘れない

電卓は入力された原価と販売価格の差を計算します。送料・梱包材・販売手数料・人件費を自動で差し引きません。販売価格の何%という手数料は価格によって変わるため、固定費のように扱わず、取引条件に合わせて別途確認が必要です。

比較の基準をそろえる

原価と販売価格は税込同士または税抜同士にそろえます。ここでの利益は入力値の差額であり、会計上の最終利益や納税額を確定するものではありません。

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